もうひとつの『里山・初冬』(5)

 最終回は樹洞でうたた寝するフクロウ母さんでした。
 このフクロウ母さんは、この樹洞がある杉で子育てもしていました。
 観察を始めた最初の年、無事に2羽が巣立ちました。その翌年も2羽巣立ったのですが、3年目のときテンに襲われて卵は食べられてしまいました。そのときフクロウ母さんがどうなったかは不明ですが、樹洞の中には割れた卵があるだけでした。
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 あの時以降、フクロウ母さんの姿は消え、この樹洞を利用するフクロウもいなくなりました。一体フクロウ母さんはどうなったのか、もしかしたらあの時に傷を負って死んでしまったのか、それともテンの襲われる樹洞を見限ったのか、それは今でもわかりません。
 うたた寝をしているフクロウ母さんの写真を見るたび、今どうしているんだろうと思ってしまいます。
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by satoyama5 | 2007-12-26 20:14
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